コンテンツマーケティングの初心者にとって、会社がコンテンツマーケティングを導入しようと検討している、またはオウンドメディアの運営を担当することになったなどの状況には緊張や不安を抱きます。
WEBで調べるのも有効ですが、情報が多すぎるあまりにかえって混乱することもあります。このようなときは、書籍から情報を得ると落ち着いて学べます。
ここではコンテンツマーケティングの仕組みを解説、またノウハウをまとめている書籍を紹介します。
エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書
コンテンツマーケティングの第一人者にしてコンテンツマーケティング・インスティテュートの創設者、ピュリッジ・ジョー氏が著した本です。
コンテンツマーケティングの概念や実践方法が記されていて、コンテンツマーケティングにかかわるすべての人におすすめできる1冊です。
Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書
コンテンツ製作の現場で必要な知識や情報を図解やイラストを使って、わかりやすく解説している1冊です。コンテンツマーケティングの定義や、コンテンツの制作方法についてもふれられており、初心者にとっては有益な情報が詰まっています。
オウンドメディアのやさしい教科書。-ブランド力・業績を向上させるための戦略・制作・改善メソッド-
オウンドメディアを運営するのに必要な準備、考え方や改善点まで幅広くカバーしています。コンテンツ製作やSEO、アクセス解析のポイントにも言及しているため、オウンドメディアの運営にかかわるなら1度は目を通すべきです。
事前知識のない完全な初心者でも理解できるよう、内容がわかりやすくまとめられているのも魅力です。
BtoB企業のためのマーケティングコンテンツ制作ガイド
株式会社Red Comet Managementの代表取締役CEO・宮崎晃彦氏が手がけた本です。宮崎氏は、B to B企業に向けたコンテンツマーケティングの受託製作プロデューサーを、15年経験しています。
Webコンテンツだけでなく、宮崎氏の経験に基づいたB to B企業で役立つマーケティングの概念を紹介しています。さまざまな業種、規模の企業の悩みを解決してきたコンサルタントの視点から書かれているため、自信の仕事でも実践できるのがポイントです。
KPI・目標必達のコンテンツマーケティング 成功の最新メソッド
コンテンツマーケティングにおける目標を達成するための方法として、KPIというものがあります。このKPIを自社にとって最適な形で設定できるノウハウのほか、コンテンツマーケティングに必要な作業と流れを具体的にまとめているのが特徴です。
また、コンテンツ製作でネタが不足しているときの解決方法や実際の企業の成功事例、インタビューも載っています。コンテンツマーケティングを導入しようとしている企業の担当者にとって、必要なヒントがこの1冊につまっています。
まとめ
コンテンツマーケティングといっても、必要とされる知識やノウハウは場合によって異なります。ですが、コンテンツマーケティングそのものの仕組みは、かかわる人のすべてが知っておくべき基礎の部分です。
ここで紹介した5冊の本は、どれも基礎や基本をわかりやすくまとめています。この記事が、自分に必要な1冊を購入するきっかけになることを願っています。